佐藤亮子氏(佐藤ママ)の教育法・子育て術-マルコポロリ視聴より-
佐藤亮子氏の子育て方法って一体どんなもの?
佐藤亮子さん、有名ですよね。三男一女の子ども4人全てを東大に合格させたカリスマ母として数々のテレビ番組にも出演していらっしゃいます。佐藤ママの子育て法はもちろんすごいのですが、ズバズバおっしゃるご本人の話し方も面白いなぁと思っています。その中から2017年に放送されたマルコポロリでの佐藤亮子氏のお話を紹介します。
日曜お昼は『マルコポロリ!』
— カンテレ (@kantele) July 22, 2017
4人の子供全員を東大理Ⅲ🎓 に見事合格🎊させたカリスマ主婦“佐藤ママ”こと、佐藤亮子さんが登場✨“秀才を育てる最強メソッド”📝に、スタジオの芸人リポーターパパ軍団&ゲストのなるみさん🎀も興味深々😮💡✨
きょうお昼1:59~#カンテレ #マルコポロリ pic.twitter.com/rirjKZOuyI
佐藤亮子さんには4人のお子さんがいらっしゃいます。長男・次男・三男は灘中・高から東大理Ⅲ、長女は洛南中・高から東大理Ⅲに合格しています。放送当時は長男・次男は研修医でした。文字に起こすと改めていかにすごいことかわかりますね。灘も洛南も関西では当たり前ですがトップの進学校です。
- 子供の成績を親のDNAのせいにして諦めてはダメ
- 勉強はその子の個性を見極め、その子にあったしかるべき方法をとれば、必ず結果がでるもの
- 東大脳は生まれつきのものではなく育て方で養われる
しょっぱなから佐藤ママ節満載です。親のDNAのせいにして諦めている人多いですよね。カエルの子はカエルだよ、と。しかし佐藤氏の話を聞いていると、育て方次第ではないかと勇気ももらえるんですよ。ネガティブな気分のときは逆効果ですが。
- 鉛筆の持ち方は正しく書き順も正しく
- 親の努力次第で…子供の可能性は無限に広がる
鉛筆の持ち方は大事ですよね。親の私自身は正しく持てていると思っていますが、息子の持ち方がだんだん変になってきていて今非常に焦っています。と、ここで司会の東野幸治氏が驚き発言。関西の中学受験の有名塾・浜学園の入塾テストが30点で入れなかった、と。東野氏のこういう話、珍しい気がしてびっくりしました。佐藤亮子さんは対策が足りなかっただけですよ、とやさしく諭していました。その後は佐藤ママの本と再現ドラマと共に子育て・教育法が紹介されていました。佐藤亮子さんは妊娠中に情報収集をします。育児書・教育本などを片っ端から読みあさりますが、「これがそのまま役立つことはないわね」「そういえば今の小学校ってどんな勉強しているんだろう?」と思った佐藤亮子さんは全学年・全教科の教科書を購入します。「母として徹底的に子供と向き合う」「母親のプロになろう」と決心します。佐藤ママの覚悟と信念は具体的には…
3歳までに絵本1万冊を読み聞かせ童謡1万曲を歌ってあげる
読み聞かせの意味は、耳からキレイな日本語を入れるということ。頭のいい子供にしたいならば日本語能力を徹底的に伸ばす!計算・算数を知ることで論理的に物事を考えられるように。
3歳~バイオリン教室、4歳~水泳教室という、同じ習い事を子供4人全員に!
これ、すごいですよね。毎月の習い事代、高かっただろうな、と思ってしまいます。公文も通わせていたとのことですしね。つらいですが、やっぱり経済力なのだろうか?と思ってしまう点もあります。4人全員ですよ!しかも娘さんは他にピアノも習っていたらしいですし。
18歳までは家事より子供を最優先する
これもなかなか難しいものがあります。佐藤亮子さんがいかにお子さんと向き合っていたかがわかりますね。
常に植物図鑑を持ち歩く
学ぶということが身近で当たり前の環境を幼い頃から作り上げていたことがわかります。
他には、
- 子育ての責任を父母でシェアしない
- 九九は話し始めたらすぐに!
- ゲームは12歳まで一切なし
- 子どもの好きなものを感情的に取り上げてはダメ
- 「宿題しろよ」は言ってはいけない
- 一番人生をつぶすのはケータイ!子どもとケータイの関係には要注意
- 習い事はゴールを決めてから始める
子どもとケータイの関係に要注意が一番戒めとして心に残りました。今の子って産まれたときから携帯・スマホ・パソコンが身近にありますし、親もよく使っています。だから自分もほしいとなるのはよくわかりますが、勉強にははっきり言って必要ないですよね。私が中高校生の頃にそれらの電子機器があったらおそらく、高校・大学には合格していなかったでしょう。
習い事はゴールを決めるというのは、 スイミングだったらクロール・平泳ぎができたら辞める、ということなんでしょうね。ずるずる続けてしまうと勉強に支障が出る、と。
私が実践できていないのは九九です。車の中でCDをかけたりした、と佐藤ママは話していました。やはりそれくらい早いうちからしないと身につかないものなんでしょうか。既に時遅しの我が家。今からでも遅くないのでしょうか。
佐藤家のNGワード
- あとで!
- 勉強しなさい!
- こんなこともできないの!
- お母(父)さは○○○が得意だった!
- いつまで寝てるの!
非常に耳が痛いです。上記のNGワード、似たような言葉を子供に言ったことがあります…。佐藤亮子さんはこれらの言葉を言わないってだけでもやはり普通のママとは違いますよね。
勉強する環境&勉強のコツ
佐藤家のリビングの写真が紹介されました。シンプルな勉強机が壁に向かって両側に2つずつ並んでいて、まるで子供部屋のようですが、リビングルームのようです。
- テレビは、12歳までなるべく見せない
- 生活の一部に勉強があるような動線を作る
- 勉強するのはどこでもいい
- 周りがうるさくても問題なし
- 家の時計は20分早くする
- カレンダーは2ヶ月分を並べて
- 時間を意識させるにはキッチンタイマーが便利
- 勉強ってみんな嫌い
- 間違えた問題は壁に斜めに貼って覚える
- お母さんの音読+解説で国語の成績は上がる
- 難しく見える算数問題は拡大すると簡単に
- 集中力のない子には15分単位で科目を変える
- ごはんの時間を暗記の時間に
一番共感したのは勉強ってみんな嫌いなんですよ、という言葉です。でもしなくてはならない、ならば効率的に学べるようにということで、勉強する環境を考えられたんでしょうね。実践が難しいのはメディアに触れさせないということでしょうか。間違えた問題を壁に貼る、音読して解説する、算数問題を拡大する、というのは母親がやるべきことですね。
Facebookシェア twitter
ツイート Pocket
保存 はてな
ブックマーク Google+
シェア Follow on Feedly