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ホームステイのすすめ―アナザースカイ視聴と個人的経験から―

ホームステイは学生のうちに体験すべき人生の財産!

ホームステイってありますよね。外国でその国の一般家庭に宿泊させてもらって学校へ通ったり、そこの家族と生活を共にしたりすることです。たいてい中学生から大学生の間で自治体のプログラムや交換留学などで体験したことがある人も多いでしょう。私も自分の息子にも絶対体験させたいと思っています。そう考えるのは自分のホームステイ経験からというのもありますし、アナザースカイという番組で、小島瑠璃子さん、山崎育三郎さん、伊藤健太郎さんのホームステイ経験を視聴したからというのも大きいです。やはり自分の人生にすごく大きな影響を与えます。つらくても苦しくても人生の財産となるように思います。

小島瑠璃子さんのホームステイ経験

小島瑠璃子さんのアナザースカイはアメリカのアラバマ州。千葉県市原市出身の小島さん。市原市とアラバマ州のモビールが姉妹都市ということで市の交換留学プログラムがあったようです。その選考に合格し、中学2年生のときに一週間留学したようです。スーパーの規模の大きさに驚いたり、ホームステイ先の家族にスープを作ったり、日本のお土産を紹介したり、と楽しい日々を過ごしたようです。ホームステイ先の家族とは10年ぶりの再会だったようですね。小島さんが持ってきていたインスタントのお味噌汁を取っておいてくれたり、と向こうの家族にとっても小島さんは印象に残っている人のようです。小島瑠璃子さんが番組で語っていたことは、「小中学生は自分の住んでいる地域が全てで、落ち込むこともあった。しかしホームステイを経験したことで、ここで上手くいかなくても自分の居場所がなくなるわけではないと思った」というようなことでした。人生を変えた海外はアラバマ州しかなかった、ここに来なければ今の小島瑠璃子はない、ということでした。感謝の気持ちを手紙に書いて読んでいました。小島瑠璃子さんにとって本当に掛け替えのない経験だったことがわかります。

山崎育三郎さんのホームステイ経験

山崎育三郎さんのアナザースカイはアメリカのミズーリ州。東邦音楽大学附属東邦高等学校声楽科に在学中の2002年7月、ノースカントリー・ハイスクールへ留学をしたようです。山崎育三郎さんの留学生活は1年間。アジア人がほとんどいない(0.2%)、田舎町の高校だったとのことです。そこを選んだのは、一番上のお兄さんの助言から。高校・大学とオハイオ州に留学していたお兄さんから「都会に行くな、一年間日本人のいないところで学べば英語ができるようになる」と言われたようです。留学当初は英語も話せずおどおどしているばかり。初日から現地の高校生に威嚇されたようです。全校生徒2000人中、日本人は1人だけ。常に一人で、友達もできず、休み時間はトイレに隠れていたようです。そんな日々が3ヶ月続いたとのこと。あるとき、カフェテリアでダンスパーティーが開かれていて、山崎育三郎さんは、突然人込みをかき分けてセンターに立ち、踊りを披露したのです。子役でミュージカル経験がある、センターで踊れば明日から何か変わるかも、踊るしかない、行ってやろうと思ったのこと。かなり盛り上がり周囲からはIkuの大合唱!次の日からはランチに誘ってくれる人もいて、双子の親友もできたそうです。授業でわからないことがあると教えてくれたり一緒に宿題をやってくれたり。番組の中で彼らに再会したとき、山崎育三郎さんは「やばい、超感動する」と言っていました。一躍注目の的となった山崎さんは留学生があまり参加しないようなイベントにも積極的に参加するようになったそうです。プロムナイトの写真もありましたね。野球の試合の開会式で国歌を一人で歌ったり、州の大会で賞をもらったりしたことも。やはり一芸ある人は違いますね。もちろん飛び込んだ勇気もすごいですが、歌が上手いという武器を持っていたことは大きかったのでしょう。しかし、山崎育三郎さんがミズーリを訪れたのは失意の最中でした。12歳でミュージカルデビューをして主演を何回も経験しましたが、15歳のときに変声期で挫折。高い声が出せない、オーディションに受からない、ミュージカル俳優としての自信は打ち砕かれたようです。山崎さんは、「自分でしか変われない、一歩踏み出す勇気を持つことが環境・自分自身を変えていくことになる、怖いところにしか成長はない」ということをミズーリへの留学が教えてくれて、もう一度歌いたいと思えるようになったとのことです。ホームステイ先はかなり山の中のかわいい家。田舎であることを番組で強調されてましたが、確かに田舎です。ホームステイ中は天ぷらや寿司を作ってふるまったことがあるようです。今回もトマトパスタをミュージカル風に作っていました。家族が仲良いのがうらやましくていつか自分も家族を持ちたい、家族の在り方が今の自分を作ってくれている、と山崎育三郎さんは話していました。

私のホームステイ経験

私も高校生の時にアメリカのニュージャージー州の家庭に2泊ほど泊まらせてもらったことがあります。そこの娘さんの通っている高校の授業を体験したり、家族と一緒に買い物に行ったりしました。この体験は私の人生に大きく影響を与えたものになりました。家でも靴を履いて過ごすこと、庭にリスがいること、ピザとコーラの夕食があること。アメリカの文化に触れて非常に刺激を受けました。小島瑠璃子さんと同じで狭い世界で暮らしていた私には驚くことばかりだったのです。

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